粗にして野だが卑では無くバイク馬鹿でもない

アクセスカウンタ

zoom RSS 作文 「Motoguzziと私」

<<   作成日時 : 2009/02/23 22:04   >>

ナイス ブログ気持玉 9 / トラックバック 0 / コメント 0

今年で
画像
このバイクに乗って10年になる。

買う時は「10年以上乗れるバイクを。」と思って買ったのだ。
よく「まさかここまで続くとは思わなかった。」ということが多いが、まったく逆。
「10年以上は余裕で乗れるな。」と思った。

免許取ろうと三鷹のRTCって道場?に通ってた時はMotoguzziなんて興味の範疇になかった。
時は96〜98年あたり。

当時1100Sportがキャブからインジェクションに移行するあたりだった。
街でごくたま〜〜〜に見かけるMotoguzziはLemanTとV、そして1000Sあたりだった。
そういや調布スポーツセンターにMagni(マーニ)スフィーダが時々止まってたな。
「なんじゃ、このクラシックなバイクは?」
それがMotoguzzi全般に対する印象。

レーサーレプリカの時代から今に繋がる70〜80年代カスタムバイクのムーヴメント。ネイキッドバイクの流行。留まる事なき技術革新。
そうした流れからはMotoguzziというメーカーは取り残されたかのようだった。
古くてダサい。ただそれだけにしか見えなかった。
エンジンは今時OHVだし、パワーも今時100馬力もない。
音も古い農機具みたいだ。
(aobaGSが最近、ある農家の前を通りかかったらバイクの音がしたそうだ。『お!Guzziじゃん♪。』と思って庭を覗いて見たら30年以上前の耕耘機だった、そうな。)

限定解除の試験に落ち続けたある日、バイカーズステーション(以下BS誌)を何気なく開くと1100sportの記事が。
黄色のSportの解説が載っていた。
「インジェクションになって扱い易くなった。」
「足廻りの見直しでコーナーリングの難解さが低減。」などなど。
ふぅ〜〜〜ん、モトグッチねぇ〜。なんぼかカッコよくなったもんだね〜、とその時思った。

ところが不思議なもので何度かその記事を見直すうちに
「かっこいいかな?これ。」
「ひょっとしてかっこいいかな?」と思い始め。
「いや、これはカッコいい!」に思い至った。
そしてその後登場した1100Sportの限定版Corsaを目の前にして
「絶対これが欲しい!!!」となってしまった。
そしてマトモな奴ならクルマを買うだろうという資金を投入して現在にいたる。

当初はホンダの1000ccを買おうかと思っていた。
実はCBーF系も嫌いじゃない。
カワサキZ系とホンダCB−F系だったら絶対に「エフ」だ。
ところが旧車は手間がかかる。そこで最新型の水冷1000ccと思ったのだ。
だが、ある時そのバイクが本当に欲しいわけじゃ無い事に気付いた。
たぶん、飽きる。そう思った。
その判断は間違ってなかった。今現在もこうして乗り続けている。


買う前に多少の情報は仕入れていた。
癖は強い、と。

はじめましてGuzziくん
4気筒エンジンと違いツインエンジンは低回転時の滑らかさに欠ける。
ドカドカワシャワシャと賑やかこの上ない。
慣れないと戸惑う。
クラッチミート時は特に。
買って1週間目で駐車場から出る時エンストこいて立ちゴケやらかした。
折れたクラッチレバーとウインカーそして砂粒が食い込んだエンジンガードを眺めて途方に暮れたさ。


クラッチが重い。
三鷹から奥多摩に行くのに下道使ったら立川で左手が死んでしまった。
以降、調布から八王子までは中央高速使うようにした。
今現在は田舎住まいなのでその苦労は減った。
だが。クラッチの調整はもう永遠のテーマだな。
毎年悩む。
ま、左手が死ぬ前に家に帰るか、宿に着くかすればいい訳だが。


コーナーリング
Guzziのコーナーリングは格闘技である。と1000S乗りのとある金持ちは語っていた。
そこまで構えなくても曲がります、普通に。Sport以前のモデルは難解らしいけどね。
Sportはホイールベースが長いせいかタイトコーナーはしんどい。
栗駒の七曲りは「行」だった。
ただし、中速以上のコーナーでは至福の時がやってくる、時がある。
減速を済ませ、ギヤを落とし、車体を倒しこむ。
コーナー進入やや手前からアクセルをじわぁっと開けて行く。
アクセル開度にキモチ乗数的に増すトルクの塊に乗って車体がビシッと安定。
分厚いトルクと適度な加速Gをケツに感じながらコーナーを脱出。
脱出と同時に抜重し次のコーナーに向けて準備。
「丸太に乗ったコーナーリング」と言われる。確かに何かデカイ物に乗っかって流れに乗る感覚はある。
流れに乗るというよりはそれを操る、とでも言う感覚。
それが気持いい。
絶対的な速さは最新型のJ-bikes+Ducaには敵わない。
ただ、同じ区間を走って得られる楽しさと満足度はGuzziが多い、多分。
春に向かうこの時期、Sportに跨ってコーナーを抜ける感覚が蘇ってくる。
すると堪らなく乗りたくなるのは、俺って変態?。


整備
所謂「普通のバイク」では無いため、「整備は大変でしょう。」と思われている。
俺もそう思っていた。
よ〜〜く見ると構造は比較的簡単。
基本的な整備は結構自分で出来る。
しかし、過信は禁物。

ある時八幡平の帰り道の東北道でバッテリー警告灯が点灯。
何が何やら判らんがそのまま走行。
車線変更した時ウインカーの点滅が遅くなってきたのに気付く。
ひょっとして充電系にトラブルか?
バッテリーだけで松尾八幡平から100km以上走ってきた。徐々にライトが消えかかってきた。なんとか平泉まで走ったがそこが限界。
RBにサルベージ依頼。
後日判明したのはジェネレータ崩壊。
今持って原因は不明だが、思い至るのは前日にジェネレータカバーを開けた後、組み違いしたかも知れない。
(その日は亡くなった叔母の通夜期間だったからそのバチか?とも思ったりしたが(^^)。)

確かに国産よりは車体の当り外れは大きいらしい。
俺の車体はかなり「当り」だったと思うがちょっとした整備ミスで大事に至る。
あまり説得力ないが一般的に思われてるよりは随分丈夫な造りではある。
大きなトラブルはこれ一回である。

新車時から車検はユーザー車検で通してきた。
今年は5万kmになる。
一度トッププロの整備を受けて見たいものだ。
増し締めひとつで随分変わるらしい。
しかし資金がなぁ〜〜〜。
所得倍増所得倍増っと。

イタリアンデザイン
俺はデザインセンスはない方である。服は年に数回しか買わない。しかも定番のみ。
多分ダサい、俺は。
そんな俺だが、このバイクはカッコいいと思う。10年近く経ってもその想いは変わらない。
国産バイクは発売から5年くらいで「歳くったなぁ」感が出てくる。
(更に年月が経ると『ダサカッコいい』になってしまうのだ。雑誌が煽るからね。)
しかし、イタ車ってのは不思議とデザインの老朽化ってのはしないものだ。
さっき92年のBS誌を開いたらBimotaDB-2の記事があり、そのデザインに衝撃をうけた。
カッコいい、と。

曲線、曲面の使い方が堪らなく上手いと思う。
古いフェラーリなどに通じるセンスの良さである。
一言でいえば艶かしい、セクシィなのだ。
この流れが1100Sportにも継承されてる、と思うのは俺だけ?

しかし、最近、GuzziもそうだがDucaやドイツのBMWが妙に角ばったデザインに傾倒しているのが気にかかる。
トンガったJ-bikesに近寄ってる気がする。ガンダムデザインってやつかな。
俺はどうも受け付けない。
ちょっと前のDucati 900SSを八幡平のキャンプ場で見かけた時は余りに美しいので写真に撮ったくらいだった。
今のデザインはそんな、ハッとする美しさには欠けるな。
「イケテる」のかもしれないけどね。

お仲間
まず、ツーリングに出てもお目にかからないのがMotoguzziです。
俺が普通走らないトコを好んで走るからかもしれないが、とにかく出くわさない。
ここら辺りでGuzzi乗りは俺とRBの店長だけだ。
寂しいものよ。
かといって所謂オーナーズクラブ(OC)に入る気は全く無い。
以前そのような皆さんとご一緒した事があったが、どうも世界が違う気がした。
(金持ちは大好きだが金持ちと友達になるのは難しいものだ。)

俺は昔から主流派になった験しが無い。
いやなりたくて仕様が無いのだが、なぜかそちらには行かない。
変わり者なのだろう。
Guzzi乗りは変わり者が多い、と言われてる。
それを身を持って証明してるわけだ。

バイクの集いなるものも良く見聞きする。
知られてるのはカワサキ系の集会などだが、参加総数ん百台なんてとてつもない。
知り合いが最近その手の幹事をやっていたが全く頭が下がります。
俺には出来ない。
(Guzziに限らない『イタリアン』の集いってのもあるが、それも相当に『濃厚』らしい。)

むしろそうした集会よりは旅先で出会った人々とテントと焚火を囲んでの語らいの方が性に合う。
その場限りになる事がほとんどだが、すべて良い思い出だ。

OC的に群れ会うのも悪くないが俺はどちらかと言えば一期一会を楽しんでいる。

これからのGuzzi生活
今年は走行距離50000kmになる。
目指すは10万km倶楽部。
しかし年々走行距離は短くなっている。
体力の衰えか?
体力低下はなんとか押さえ込んでいる。サッカーとランニング向けに筋トレしてるからだ。
筋トレ続けて思うのは、バイクも体力だ、と言う事。
3年前までは長距離乗ると腰やら足やらが泣いたものだが、去年からは比較的余裕が持てる。

体力以上に問題は財力か・・・。
バイクを維持する為に随分削ってきた。
禁煙は5年以上になる。もはや禁煙という意識も無い。
休憩時間の缶コーヒーも飲まない。水筒にお茶である。
呑ん兵衛ではないので飲み歩きもしない。
しかし、それでも追い付かない昨今である。
まだ「家庭」持ちでないからなんとか乗れてるが、それでもキツイ。
「キリン」にも描かれていたが、バイクは乗り続ける事が一番大変だ。
最近とくに思う。
それでもコイツは手放さない。
この冬が過ぎれば、また素晴らしい世界へ走り出してくれる。
そう思うと手放そうとは思わなくなる。

冬が過ぎれば春になる。必ず。


























テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 9
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
作文 「Motoguzziと私」 粗にして野だが卑では無くバイク馬鹿でもない/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる